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【フィラーキャップ ガスケット】 (張り出し有り) |
ビス無しタイプのガスケットで、キャップ内部の張り出しが有りタイプのコールマンランタン・ストーブ用 (’60年代後半<USA製>〜現在) |
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【STEP-1】 硬化したパッキンにカッターで切れ目を入れます。さらにもう1箇所同じように、約5mm程度間隔を開けて、切れ目を入れます。 (注意点) 塗装モデル等で傷を付けたくない場合は、クッション等の上で作業して下さい。 中央部が少し張り出していますので、切り難いですが、きっちりと底まで入れて下さい。 |
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【STEP-2】 切れ目を入れた間の部分を、小さな精密−ドライバー・キリ等でほじくり出します。このスタート部分をきっちり取り出すことにより、後の作業がやり易くなります。 (注意点) キャップのエッジを利用して「テコの原理」で、ほじくりますが、強くした場合は傷が付きますので注意が必要です。 |
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【STEP-3】 硬化しているパッキンは、比較的簡単に取り出せます。もし硬い場合は、再度カッターにより等間隔で切れ目を入れて除去して下さい。 除去後に歯ブラシ等で残塊を清掃して下さい。またルーター等をお持ちの方は、真鍮ブラシで内部清掃をして下さい。 今回のキャップは鉄製で錆が発生していましたので、ある程度、研磨除去しました。 (注意点) STEP-3と同様にキャップのエッジに傷が付きますので注意が必要です。 |
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【STEP-4】 新品パッキンをまず外側(外周側)より、爪・割り箸等で、はめ込んで行きます。ある程度はまりましたら、内側(内周側)をキャップ中央部が張り出していますので、精密−ドライバー等で内部に押し込む様に入れて下さい。潤滑油CRC 5-56を塗布して頂くとスベリが良くなり作業し易くなります。 (注意点) 張り出していますので、単純に上から押しても入って行きません。コツとしまして、一度に全部せずに徐々に行なって下さい。 |
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【STEP-5】 パッキン全体を爪・割り箸等で、きっちりはめ込んで下さい。少し大きめに製作していますので、キャップ種類により、波打つ場合が有りますが、使用に伴い馴染んでくると思います。 (注意点) ガソリンが関係しますので、接着剤等は使用しないで下さい。 |
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【本タイプのガスケットパッキンについて】 このパッキンはビス無しフィラーキャップの「張り出し無しパッキン」と同じ物です。ただ作業工程が違いますので交換方法を分けました。また’70年代〜’80年代頃のUSA・カナダ系のキャップは、鉄製と真鍮製(ピーク1系はアルミ製)が混在している様で、鉄製キャップは状態が悪い場合は、上記のゴールド・ボンドのキャップの様に錆が発生しています。この状態ですと錆はやはりパッキンにも影響しており劣化しています。 貴重なランタンやストーブは真鍮製のリプレースキャップに交換というわけには行きません。本当にパッキンを交換するだけでランタンが生まれ変わります。燃焼も長時間安定する様になり、今まで硬いパッキンを潰す様に強く締め付けていたのですが、交換後の柔らかな締め付けの感触がたまりません。 このタイプのフィラーキャップは内側の張り出しが有り、交換は内側を押し込む様に行ないますが、それほど難しくは有りません。ただ全ての種類のキャップを取り付け検証したわけでは有りませんので、多少の調整をお願い致します。(交換時間は15分程度) |
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